ニュース 電子 作成日:2019年5月10日_記事番号:T00083441
液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)は4月連結売上高がそれぞれ200億台湾元(約710億円)を上回った。パネル需要の回復はうかがえないが、テレビ用パネル価格が小幅に上昇したことが貢献した。10日付工商時報などが報じた。
AUOが9日発表した4月連結売上高は209億8,800万元で前月比13.9%減、前年同月比14.3%減だった。大型パネル出荷枚数は743万枚で前月比23.2%減少した一方、中小型パネル出荷枚数は1,132万枚で10.3%増加した。
イノラックスは4月連結売上高が208億5,600万元で前月比1.4%増、前年同月比5.9%増だった。大型パネル出荷枚数は1,054万枚で前月比4.1%増加し、中小型パネル出荷枚数は1,999万枚で10.06%減少した。
中華映管、スマホ向け出荷増
瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)は4月連結売上高が13億8,300万元で前月比14.7%増、前年同月比0.1%増だった。モニター用パネルと自社ブランド品向け出荷は14万6,000枚で前月の9.5倍以上に増加、中小型パネル出荷枚数は1,588万枚で33.3%減少した。
経営再建中の中小型パネルメーカー、中華映管(CPT)の4月連結売上高は3億300万元で前月比6.9%増、前年同月比86%減だった。大型パネル出荷枚数は6万5,000枚で、1万枚に満たなかった前月より大幅に増加した。中小型パネル出荷枚数は258万枚で32.3%減少した。スマートフォン向けなどの出荷が増え、フィーチャーフォン向けが減少したようだ。
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