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作成日：2008年6月24日_記事番号：T00008346
中天生技と上海薬物研、バイオ新薬開発で提携へ
中天生技（マイクロバイオ）の子会社、中天上海生物新薬は23日、中国科学院上海薬物研究所と新薬開発で協力する方向で協議を行った。双方は抗ウイルス薬と抗生物質の分野でバイオ新薬の開発を目指す方針だ。
中天生技は中国に設置する発酵施設で、生物転化代謝物質の開発を行い、上海薬物研究所と新薬の試験を行う。
中天上海は今年下期にも中国の大手ベンチャー投資会社から出資を受け、1,000万米ドルまで増資を行い、2011年には深圳の新興企業市場に上場を計画している。
中天上海は上海薬物研究所との協力のほか、今年３月に台湾企業として初めて貧血防止用の保健食品「二月紅」が「栄養性貧血改善保健効能認証」を獲得している。中国の貧血人口は２億2,000万人に達するとされ、市場の潜在性に期待が集まっている。「二月紅」は現在ネット販売が主体で、７～９月から代理店経由の販売を開始する計画だ。
