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自動車・二輪車
作成日：2008年6月24日_記事番号：T00008349
必翔の電気自動車、年末に欧州で発売
電動車いすなど製造の必翔実業が、フランスの自動車メーカーとの提携で、電気自動車の開発に成功した。９月にフランスの自動車展に出品し、年末に欧州市場で販売を開始する。24日付工商時報が報じた。
今回開発したのは、トラック、セダンなど３タイプで、仏メーカーが車体を提供し、必翔が動力システムの設計と生産を担当した。同社董事長によると、１台当たり平均2,000個のリチウムイオン電池を搭載し、車体の重さは500キロと一般のセダン車800キロよりも大幅に軽い。航続キロ数は220キロ余り、標準タイプで３時間半に１回の充電が必要だ。１キロ走行するのに必要な電力料金（充電）は0.1台湾元（約0.35円）で、ガソリンが高騰した現代に適しているとしている。
必翔はまた、将来この電気自動車の生産を域内の自動車メーカーに委託し、台湾、中国、東南アジアで販売することも検討している。
