産業用コンピューター（ＩＰＣ）大手、神基科技（ジェタック・テクノロジー）のクラウド監視カメラシステム「ジェタックビデオソリューション（ＧＶＳ）」が相次いで米国で警察に採用されている。17日付工商時報が伝えた。
同社は過去半年でオハイオ州の警察署の監視カメラ強化事業を相次いで落札した。ウエアラブル（装着型）式カメラやパトカー前後の様子を記録する監視カメラ、遠隔監視のためのソリューションなどだ。第２四半期からの納入開始で、ＧＶＳ部門は増収が見込まれる。
同社はさらに人工知能（ＡＩ）とモノのインターネット（ＩｏＴ）を融合したＡＩｏＴ製品も投入し、米国市場の攻略を図る。来年以降は中東、ラテンアメリカ、東南アジアなどの市場にも進出する構えだ。
