ニュース 石油・化学 作成日:2019年6月10日_記事番号:T00083960
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が6日発表した5月連結売上高は合計1,291億8,700万台湾元(約4,460億円)で前月比2.7%増、前年同月比14.6%減だった。米中貿易戦争の再燃で、購買意欲が弱まっている。7日付工商時報が報じた。
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は190億800万元(前月比1%減、前年同月比15%減)、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)は247億8,800万元(前月比1.1%減、前年同月比17.5%減)だった。
台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は271億4,800万元(前月比6.2%減、前年同月比16.8%減)だった。第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)の芳香族炭化水素(AH)第3プラント(ARO-3)が4月の火災で操業を停止していることが響いた。
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)は525億3,400万元(前月比10.9%増、前年同月比12.1%減)だった。製油所の定期保守点検が終了し、4社のうち唯一前月を上回った。
台塑化の曹明総経理は、原油価格上昇は続くものの、米国の不確定要素が大きく、今後の予測は困難と述べた。
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