「台湾ナンバーワンモデル」と称されるモデルで女優の林志玲（リン・チーリン、44）と日本のダンス＆ボーカルグループ「EXILE（エグザイル）」のメンバー、AKIRA（37）の結婚が６日発表され、ファンから祝福の声が相次いだ。一方、林の年収がAKIRAの10倍に相当する「格差婚」であること、高齢出産となる子作りについてなどにも関心が集まっている。

AKIRA（右）は「心から幸せにしたい」とコメントした（フェイスブックより）

　台湾で２人の結婚は６日午後７時過ぎに蘋果日報にスクープの形で報道され、その後、同紙の取材を受けた林がこれを認めた。

　２人はほぼ同時にソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）を通じてファンに結婚を報告。AKIRAのフェイスブック（ＦＢ）ページによると、２人は2011年に上演された舞台劇『レッドクリフ─愛─』で共に主演を務めた際に知り合い、友人関係が続いていたが、昨年末に交際に発展。互いに結婚相手として意識するようになり、ゴールインしたという。日台双方で婚姻届を提出済みだが、挙式などは未定だ。

　モデル、俳優として台湾や中国をはじめ中華圏で広く活躍し、ＣＭにも数多く出演する林の年収が約２億台湾元（約７億円）とみられるのに対し、日本以外での知名度がそれほど高くないAKIRAの年収は台湾元にして1,200万～1,800万元と10分の１以下と推定されるが、愛情が格差を上回ったようだ。

　林はかねてより子供が欲しいとの願望を語っていた。現在44歳の彼女が妊娠すれば高齢出産となる。メディアでは林が既に卵子を凍結保存していると伝えられている。取材に対し林は「現時点で妊娠はしていないが、子供は欲しい」とコメントした。

　林といえばかつて、人気男性アイドルグループ「Ｆ４」のメンバー、言承旭（ジェリー・イェン、42）と交際していたことが有名で、美男美女の交際は「プリンセスとプリンスの恋愛」と称された。06年に破局した後、17年にマレーシアの華字紙により現地のホテルに２人で宿泊したと報じられ、復縁したとの見方が伝えられていた。

　結婚発表を受けて言は「祝福したい」とコメント。その他、大勢の芸能人も林の結婚に喜びの声を寄せており、林の人望の高さをうかがわせた。