量販店最大手、カルフール（家楽福）は14日、スーパーマーケットタイプの店舗「便利購」の63店舗目となる復興店（台中市南区美村路商圏）をオープンさせた。今月28日に三重店（新北市三重区）を開店する他、台湾糖業（台糖）から引き継いだ８店舗のうち３店舗を便利購としてリニューアルオープンする予定で、店舗網は年内に70店を突破する見通しだ。15日付工商時報が報じた。
台糖量販店から便利購に生まれ変わる１号店は台中市中清路の水湳店で、オープンは８月末から９月初めにかけてを予定している。便利購は今後も毎年15～20店のペースで店舗網を拡大する方針だ。
便利購店舗の増加に応じて、同社の今年１～５月売上高は前年同期比10％増加した。同期のインターネット販売は前年同期比50％増とさらに好調で、同社の売上高全体の６～７％を占めるに至っている。
