焼き肉レストランなどを展開する乾杯集団（カンパイ・グループ）は26日、５月13日に申請を行ったばかりの新規株式公開（ＩＰＯ）を撤回すると発表した。27日付工商時報が報じた。
乾杯集団は撤回理由について、グループの今後の発展計画と、現時点での経営と競争環境を評価して、株主の権益を守るために決定したと説明した。ただ、海外での発展に向けたグループの事業規模拡大のために株式公開に取り組む目標は変わらず、適切な時期に改めて公開申請を行いたいとした。より詳細な事業計画は、第３四半期に明らかになる見通しだ。
乾杯集団の５月連結売上高は前月比12.18％増、前年同月比10.19％増の２億6,500万台湾元（約９億2,000万円）で、新規店舗の貢献などにより同月としての過去最高を記録した。１～５月累計売上高は12億8,600万元で前年同期比8.51％増だった。
