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6月PMI、2カ月連続の「景気後退」【図】


ニュース その他分野 作成日:2019年7月2日_記事番号:T00084388

6月PMI、2カ月連続の「景気後退」【図】

 中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.1で、前月比0.1ポイント下落。2カ月連続で「景気後退局面」を示す50以下となった。また製造業全体の今後6カ月の景気見通し指数は42.9で、5.6ポイント下落した。米中貿易戦争の影響でメーカーの模様眺め傾向が色濃く表れた。経済日報電子版が1日伝えた。

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 PMIを構成する主要5項目は、▽生産高、49.7(前月比3.2ポイント上昇)▽新規受注、48.7(1.2ポイント上昇)──が上昇した一方、▽原材料在庫、45.5(4.1ポイント下落)▽雇用、48.7(0.5ポイント下落)▽サプライヤー納期、47.9(0.4ポイント下落)──は下落した。

 六大産業のPMIのうち、▽基礎原材料、42.8▽交通設備、44.3▽電力・機械設備、47.1──は「景気後退局面」となった。一方、▽食品・紡織、54.8▽電子・光学、51.3▽化学・バイオ医療、50.6──は「景気拡大局面」を示す50以上だったが、いずれも前月比で下落した。

 6月の非製造業総合指数(NMI)は52で、前月比2ポイント下落した。ただ、4カ月連続での「景気拡大局面」となった。