ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）が９日発表した６月連結売上高は859億7,900万台湾元（約3,000億円）で前月比1.6％増、前年同月比3.5％減だった。ノートＰＣ出荷台数は460万台で前月比60万台増えた。10日付経済日報などが報じた。
第２四半期は2,523億9,900万元で前期比19.8％増、前年同期比6.1％増だった。上半期は4,629億9,800万元で前年同期比6.7％増だった。上半期のノートＰＣ出荷台数は2,180万台で前年同期比17.8％増えた。大口顧客向けの出荷が増えたこと、ビジネス用ノートＰＣ需要の高まりが主因だ。
需要期の第３四半期は、米アップルのタブレット端末「ｉＰａｄ」や腕時計型ウエアラブル（装着型）端末「アップルウオッチ」など、ノートＰＣ以外の出荷が増え、売上高の増加が見込まれる。
