鉛酸バッテリー大手、広隆光電科技は、ベトナム南部ロンアン省ドゥクホア工業団地で計画していた第11工場棟の建設を延期することを決めた。米中貿易戦争の影響で顧客の発注が慎重になっており、川下の在庫消化を待つ時期との判断に基づくものだ。15日付経済日報が報じた。
同工場棟は当初、第３四半期に着工し、早ければ来年下半期の完成を見込んでいた。
同社の上半期連結売上高は40億1,300万台湾元（約140億円）で前年同期比3.7％減少した。第１四半期は同期として過去最高の連結売上高20億7,500万元を計上したが、第２四半期は４月が前年同月比で横ばい、５月と６月はマイナス成長に陥っていた。
