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作成日：2008年6月30日_記事番号：T00008470
福懋、ベトナムでカーテン生産増強
カーテン生産で域内首位の福懋興業（フォルモサ・タフタ）は、新たなカーテン工場をベトナム南部、ドンナイ省に設置する。同工場は月産能力1,200トンで、今年の年末にフル稼働となり、その段階で同社全体のカーテン月産能力は5,000トンに達する。新工場設置に向け、同社董事会は27日、ドンナイ省の子会社に1,000万米ドルの増資を決定した。28日付経済日報が報じた。
福懋は炭素繊維複合製品など、高付加価値製品は台湾で生産に取り組む一方、中級長繊維織物は中国やベトナムへの生産移転を加速している。現在、中越には計５カ所の生産拠点を構え、ドンナイ省に新カーテン工場は６カ所目となる。
