通信キャリア大手の遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）は18日、電動バイク最大手、睿能創意（Gogoro台湾）のバッテリー（電池）を回数制限なしで交換できるサービスと組み合わせたデータ通信プラン「遠伝 Ｘ Gogoro Network」の提供を開始した。プランに応じて、本来1,199台湾元（約4,200円）のGogoroのバッテリー無制限交換サービスを、699元（期間６～30カ月）で利用できる。申し込みは７月31日まで。19日付経済日報が報じた。
「遠伝 Ｘ Gogoro Network」は月額398元、698元、999元、1,399元の４種類で、いずれも30カ月契約。月額398元プランは、最初の３カ月間、データ通信が使い放題で、Gogoroのバッテリー無制限交換サービスを最初の６カ月間、月699元で利用できる。月額1,399元プランは、データ通信使い放題と、699元でのGogoroのバッテリー無制限交換サービスを30カ月間利用できる。同プランでは、Gogoroのサービスにかかる費用が計１万5,000元節約できる計算だ。
遠伝は、過去３年間に台湾で販売された電動バイクの約９割がGogoroのバッテリー交換システム「Gogoro Network」に対応しており、Gogoroが台湾全土に設置しているバッテリー交換ステーション「GoStation」は今年末に1,500カ所に達すると説明した。
