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鉄鋼・金属
作成日：2008年6月30日_記事番号：T00008477
YUSCO、ステンレス価格値下げへ
ステンレス最大手の燁聯鋼鉄（YUSCO）は27日、７月から、▽300シリーズの熱延・冷延ステンレスの域内販売価格を、１トン当たり4,000台湾元（約１万4,000円）▽同輸出価格を１トン当たり50～130米ドル▽316Ｌ鋼種類を１トン当たり2,000元──引き下げることを発表した。一方、400シリーズの域内販売価格は１トン当たり2,000元、輸出価格は60～80米ドル引き上げる。28日付経済日報が報じた。
燁聯の担当者によると、300シリーズの価格引き下げは、顧客の中下流加工メーカーのコスト負担を軽減することが目的。
燁聯のニッケル系ステンレスの価格引き下げは３カ月連続で、需要の弱さを物語っている。千興ステンレス（CSSSC）、新鋼工業なども引き下げに追随する予定で、市場は引き続き底値を探る展開にある。
