ニュース その他製造 作成日:2019年7月26日_記事番号:T00084841
台湾自行車輸出業同業公会(TBA)の統計によると、電動アシスト自転車の上半期輸出額は前年同期比98.26%増の3億8,000万米ドルで、上半期として過去最高となった。台湾元換算で初めて100億台湾元(約350億円)を突破した。米中貿易戦争の影響を回避するため、大手メーカーが中国から台湾に生産を移管したことが主な理由だ。26日付工商時報などが報じた。
統計によると、電動アシスト自転車の上半期輸出台数は29万782台で前年同期比113.2%増と倍増し、上半期の過去最高を記録した。ただ、1台当たりの平均輸出単価は1,307.9米ドルと7%下落した。
輸出先は、欧州連合(EU)が20万1,826台と前年同期比69.41%増加し、全体の69%を占めた。うちオランダは9万5,595台で、全体の32.88%を占めた。
電動アシスト自転車を全て台湾工場で生産している美利達工業(メリダ・インダストリー)は、上半期の輸出台数は8万台未満だったが、第3四半期は単月の出荷台数が2万台以上、2019年通年では21万~23万台に上ると予測した。最大手の巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)を合わせると、台湾の通年輸出台数は60万台、輸出額は250億元以上と予想される。
統計によると、一般自転車の上半期輸出は▽輸出額、6億2,900万米ドル(前年同期比4.76%減)▽輸出台数、110万4,000台(3.5%増)▽平均単価、569.53米ドル(7.98%下落)──だった。
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