ニュース 電子 作成日:2019年7月31日_記事番号:T00084912
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が30日発表した第2四半期の純損失は29億7,000万台湾元(約104億円)だった。昨年第4四半期からの赤字が続いているが、前期より約20%縮小した。同社は、パネル価格が続落する中、製品構成やコスト構造の改善が奏功したと説明した。31日付経済日報が報じた。
第2四半期連結売上高は631億7,600万元で前期比5.4%増加し、粗利益率は3.7%で2.2ポイント上昇した。パネル出荷面積は726万平メートルで3.5%拡大し、平均販売価格(ASP)は279米ドルだった。
応用製品別の売上高構成比は▽携帯電話と商用製品、28%▽ノートパソコン、18%▽デスクトップPCやモニター、12%▽テレビ、42%──だった。サイズ別の売上高構成比は▽10インチ以下、23%▽10~20インチ、23%▽20~30インチ、14%▽30~40インチ、5%▽40インチ以上、35%──だった。
同社は下半期について、▽米国のブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)セール▽中国の独身の日(光棍節、11月11日)セール──などに向けてパネル調達が回復すると予想した。
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