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日亜化学との訴訟取り下げ、エバーライト「戦略の一環」


ニュース 電子 作成日:2019年8月1日_記事番号:T00084936

日亜化学との訴訟取り下げ、エバーライト「戦略の一環」

 日本の発光ダイオード(LED)大手、日亜化学工業が30日、LEDパッケージング(封止)大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の中国子会社が、日亜と顧客に対して深圳中級人民法院に提起していたフリップチップ技術に関する中国特許権(「547特許」)侵害訴訟を取り下げ、同訴訟が終了したと発表したことに対し、エバーライトは同日、取り下げは戦略上の理由と説明した。1日付工商時報が報じた。

 エバーライトはさらに、日亜化学のYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)特許の無効判断を求めて米国、オーストラリア、台湾、中国の裁判所に提起した訴訟で、エバーライトが勝訴した事実に変わりはないと強調した。

 日亜化学は、中国の国家知識産権局が6月27日にエバーライト中国子会社が保有する547特許は無効との決定を下し、これを受けて同子会社が547特許侵害訴訟を取り下げたと発表していた。