ニュース その他製造 作成日:2019年8月1日_記事番号:T00084942
台湾経済研究院(台経院、TIER)が31日発表した6月の製造業景気信号指数(速報値)は9.8ポイントで前月比0.62ポイント上昇し、過去5カ月で最高となった。製造業景気信号は8カ月連続で「青(後退)」のままだった。1日付工商時報などが報じた。
製造業景気信号指数を構成する5項目は、▽原材料投入、0.4ポイント上昇▽経営環境、0.23ポイント上昇▽需要、0.13ポイント上昇▽コスト、0.06ポイント上昇──と、販売価格(0.2ポイント下落)以外は上昇した。
台経院は、台湾への生産移管や半導体業界の在庫調整が終わりに近づいたことが理由と説明した。6月輸出総額は前年同月比でプラス成長に転じ、輸出受注総額は減少幅が縮小、製造業生産指数も下落幅が縮小した。
台経院景気預測中心は、▽電子部品業の需要期入り▽政府の台湾Uターン投資促進プラン「歓迎台商回台投資行動方案」の効果──により、下半期の製造業景気信号指数は上半期より改善し、通年では「黄青(後退傾向)」がともると予測した。
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