電子機器受託生産大手、英業達（インベンテック）が６日発表した７月連結売上高は420億9,100万台湾元（約1,420億円）で、前月比11.77％減、前年同月比2.48％減だった。７日付経済日報などが報じた。
７月のノートパソコン出荷台数は160万台で、前月より30万台減少した。６月末の20カ国・地域（Ｇ20）首脳会合前に顧客の駆け込み調達があり、６月の出荷台数が190万台と予想を上回ったためだ。１～７月の連結売上高は2,847億6,000万元、前年同期比3.6％増だった。
インベンテックは、米中貿易戦争を受けて、ノートＰＣの30％を台湾で生産している。また、アップルのワイヤレスイヤホン「AirPods（エアポッド）」の50％を組み立てており、同製品の生産ラインはフル稼働だ。
