ニュース 電子 作成日:2019年8月7日_記事番号:T00085038
半導体製造装置向け部品メーカー、家登精密工業(Gudengプレシジョン・インダストリアル)では極端紫外線(EUV)ポッドの生産能力が需要に追い付いておらず、来年上半期まで受注が満杯となっている。DRAMメーカーで16ナノメートル以降の先進製造プロセス、ファウンドリーやIDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)の7ナノ以降のロジックICプロセスでEUV技術の導入が始まったことが需要を押し上げている。7日付工商時報が報じた。
オランダの半導体製造装置大手、ASMLの統計によると、7ナノまたは5ナノを採用した月産能力4万5,000枚の12インチウエハー工場で、EUVフォトマスクが1層増えるごとにEUV露光装置を1台追加する必要がある。
現在、7ナノプロセス採用のチップにおける平均的なEUVフォトマスク層は3~5層だが、5ナノプロセス製品の場合は14~16層に、3ナノに微細化が進めば24層まで大幅に増える見通しだ。
さらにEUVフォトマスクが1層増えるごとに240~260個のEUVポッドが必要となり、かつ同部品の寿命は2年のため、EUV技術の導入が進めば調達量の大幅増が予想される。
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