ニュース 電子 作成日:2019年8月15日_記事番号:T00085216
市場調査会社、IHSマークイットによると、液晶などパネルメーカーの第3四半期の生産ライン稼働率は平均84%で、前期比1ポイント上昇する見通しだ。年末のショッピングシーズンを視野に入れた需要回復への期待感を反映する。ただ、通年稼働率は昨年平均の87%以上を下回る見通しだ。15日付工商時報が報じた。
パネルメーカーは第2四半期中盤、価格の大幅下落に応じて減産に着手。売り上げ減少と固定費比率の増加で経営圧力が増した。ただ、平均在庫日数は同期末時点で正常な範囲に収まっている。
IHSは、パネルメーカーは財務悪化を受けて生産能力の転換を加速するとみている。サムスンディスプレイ(SDC)が第8.5世代液晶パネル工場を量子ドット有機EL(QD-OLED)生産に切り替えたり、群創光電(イノラックス)が一部ラインをIPSパネル生産に転換したりするようなケースだ。
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