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折り畳みスマホ相次ぎ登場か、台湾メーカーに恩恵も


ニュース 電子 作成日:2019年8月16日_記事番号:T00085246

折り畳みスマホ相次ぎ登場か、台湾メーカーに恩恵も

 サムスン電子と華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が9月に折り畳み式(フォルダブル)ディスプレイを搭載したスマートフォンの発売を予定する他、アップルや小米集団(シャオミ)、LGエレクトロニクスも同様の製品に関する特許を取得、または申請中との観測が伝えられている。今後、各ブランドから折り畳みスマホの発売が増えれば、液晶パネルの友達光電(AUO)、金属筐体(きょうたい)の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)など、台湾のサプライヤーに恩恵が見込まれる。16日付経済日報が報じた。

 同紙は、恩恵が予想される台湾メーカーとして他に、▽ヒンジの新日興(SZS)▽ポリイミド(PI)フィルムの達邁科技(タイミド・テクノロジー)▽タッチパネルの宸鴻科技集団(TPKホールディング)▽フレキシブルプリント基板(FPC)の嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)▽偏光板の明基材料(BenQマテリアルズ)──を挙げている。

 なおシャオミとLGが開発中の折り畳みスマホは、1カ所で折り畳むサムスンやファーウェイの製品とは異なり、2カ所で折り畳む設計とされ、展開した際のディスプレイ面積がより大きくなるとみられる。ただ、こうした設計は現時点ではコンセプト段階で、実際の商品化までには一定の時間がかかるとみられる。