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作成日：2008年7月2日_記事番号：T00008529
金管会主任委員、陳樹氏が就任
行政院金融監督監理委員会（金管会）の主任委員に陳樹氏（54）、政務副主任委員に女性の 李紀珠氏（48）がそれぞれ就任した。
陳樹氏は財政部常務次長、台湾証券取引所董事長などを歴任。李紀珠氏は立法委員、政治大学経済学部教授などを務めた。
陳主任委員は「台湾を資産管理、資金調達、金融サービスの中心にしていくことが優先目標だ」とあいさつし、その推進母体として金融改革委員会を設置する方針を明らかにした。また、４年以内に銀行の総資産利益率（ＲＯＡ）が１％（現在は0.35％）に達しない場合には、主任委員を辞任すると公約した。
常務副主任委員の張秀蓮氏は７月中旬に台湾金融控股と台湾銀行の董事長に転出し、後任には金管会証券先物局長の呉当傑氏の昇格が有力視されている。
