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台泥セメント域内価格、1日から8%以上の値上げ


ニュース その他製造 作成日:2008年7月2日_記事番号:T00008538

台泥セメント域内価格、1日から8%以上の値上げ

 
 域内セメント最大手の台湾水泥(台湾セメント、台泥)は、石炭の契約価格および電力料金の値上げを受け、1日からセメントの域内価格を1トン当たり200~250台湾元(約700~870円)値上げした。値上げ幅は8~12%で、2,700~2,750元での販売となる。亜洲水泥(アジアセメント)も、1トン当たり150~200元、6~10%値上げで追随した。2日付蘋果日報が報じた。

 台泥の黄健強総経理によると、川上の石炭サプライヤーは5月から新価格での供給を開始し、石炭価格は従来の1トン当たり110米ドルから140米ドルへ一気に27.3%上昇した。黄総経理は、「値上げしなければほとんど利益はない」と値上げの理由を説明した。

 また、川下の域内生コンメーカーでも、原料コストを製品価格に転嫁するため、7月から1立方メートル当たり200元、約10%の値上げを実施している。