韓国瑜高雄市長が22日、表敬訪問のため高雄市政府を訪れた自由民主党青年局長の佐々木紀衆議院議員ら同党関係者90人との会合に25分遅刻したことについて、「非常に失礼」との批判が相次いだ。23日付蘋果日報が報じた。
韓市長（左）は自民党訪問団に対し平謝りだった（22日＝中央社）
会合は同日午前10時半から予定され、自民党訪問団は10時20分に全員着席していたが、韓市長は10時55分に到着した。高雄市政府の副秘書長が場を持たせるため、事前に用意していた歓迎のあいさつの原稿を読み上げていたが、韓市長が到着後に再度読み上げるという失態もあった。
韓市長は、同日は早朝から予定が詰まっていたため、自民党訪問団に到着が少し遅れるかもしれないと伝え、理解を得ていたと説明した。
蔡英文総統は「政治家にとって重要なのは時間を守ることだ。海外からの訪問客に対してはなおさらだ」と批判した。
韓市長は今年２月以降、高雄市政府の会議や高雄市内外での行事に30分以上遅れることが６回あり、遅刻の常習犯と化している。
