ニュース 家電 作成日:2019年8月26日_記事番号:T00085404
台湾の液晶テレビ市場では、台湾索尼(ソニー台湾)が8月末にも85インチの8K液晶テレビ「Z9G」を60万台湾元(約200万円)前後で発売する他、LGエレクトロニクスも来年8Kテレビの発売を検討している。台湾では既に鴻海精密工業傘下のシャープとサムスン電子が8Kテレビを投入しており、今後、競争が激化する見通しだ。26日付工商時報が報じた。
Z9Gは、ネットフリックスなどとの提携によって色彩やコントラストの詳細な設定が可能となり、映像クリエーターの意図をより忠実に再現できるようになった(ソニー台湾リリースより)
ソニー台湾は台湾の液晶テレビ販売額シェア首位だ。同社は今年、77インチ以上の製品の販売台数で前年比70%増を目指している。
シャープは昨年11月に台湾で「AQUOS 8K」シリーズの70インチ製品を発売、今年は60、80インチ製品も発売した。台湾シャープの張凱傑総経理は、昨年の8Kテレビの販売台数は500~1,000台だったが、今年は倍増を目指すと表明した。
サムスンは今年4月、台湾で量子ドット技術を採用した75、82インチの8Kテレビを発表した。同社は8Kテレビの市場浸透率は昨年の1%から今年は5%まで上昇するとみている。
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