ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

製造業の7月景況感指数、小幅上昇


ニュース その他分野 作成日:2019年8月27日_記事番号:T00085441

製造業の7月景況感指数、小幅上昇

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が26日発表した製造業の7月の営業気候観測指数は95.3ポイントで、前月比2.23ポイント上昇した。台経院の張建一院長は、電子製品の需要期に向け、▽スマートフォン▽モノのインターネット(IoT)▽第5世代移動通信(5G)インフラ──関連の需要が高まったためと説明した。27日付工商時報が報じた。

 建設業の7月営業気候観測指数は97.83ポイントと、前月比0.97ポイント上昇した。大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月1~29日)を前に、住宅物件の引き渡しが増えたためだ。

 一方、サービス業は92.05ポイントと前月比0.3ポイント下落し、2カ月連続の下落となった。

 張院長は、米中貿易戦争の影響で、製造業、建設業、サービス業の今後6カ月の景気見通しは横ばい、または悲観的だと指摘した。