ニュース 電子 作成日:2019年8月28日_記事番号:T00085451
放熱モジュール大手、超衆科技(CCI)の永井淳一董事長は27日、第5世代移動通信(5G)向けで高まる需要で供給不足に陥るとして、台湾、中国の重慶、昆山(江蘇省)の3カ所で年内をめどに生産拡大を行うと表明した。28日付経済日報が報じた。
永井董事長(右2)は、5Gのもたらす各産業分野での技術革新では、CCIがこれまで放熱分野で培ってきた豊富な経験が有用との見方を示した(27日=中央社)
永井董事長は、5G向けでは4G以上の放熱性能が求められると指摘。現在は三重工場(新北市)が主要生産拠点だが、下半期は重慶、昆山などで生産拡大を積極的に進めると説明した。CCIの5G向けシェアは約5%にすぎないが、同社に出資する日本電産の協力の下、市場シェア拡大を進める方針だ。
観測によると、三重工場の月産能力は約100万枚。証券会社は、中台3カ所の月産能力は数百万枚で、競合の双鴻科技(オーラス・テクノロジー)と泰碩電子(タイソル・エレクトロニクス)に匹敵するとみている。第4四半期のCCIのベーパーチェンバーの出荷量は、スマートフォンの需要期入りとサーバー向け需要で倍増する見通しだ。
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