ニュース 商業・サービス 作成日:2019年8月30日_記事番号:T00085509
コンビニエンスストア、全家便利商店(台湾ファミリーマート)は29日、高雄市の高層ビル「高雄85大楼(85ビル)」周辺で▽コーヒーショップ▽コインランドリー▽生鮮品を取り扱うスーパーマーケット──の3業態を併設した大型複合店をオープンした。コンビニ業界ではこのところ、さまざまな業態を取り込んだ複合店を開設する動きが広がっている。30日付工商時報が報じた。
ファミマの新複合店。従来多かった1業態併設の複合店から、多業態併設の複合店へと発展させた(29日=中央社)
同店の面積は105坪で、ファミマの店舗として南部で最大、台湾全土でも2番目の規模だ。コンビニ利用客以外の新たな客層を開拓し、通常店舗よりも20~30%多い売り上げを目指す。
セブン-イレブンも今月、プレミアムコーヒー「!+? カフェリザーブ(不可思議咖啡館)」、書店「博客来」の実店舗、ベーカリーエリア「烘焙坊」などを併設した大型複合店「Big7」を、基隆市と台中市に開設した。9月には高雄市にも出店する予定だ。
「Big7」の1号店で5業態を併設した台北市公館商圏の博源店では、2018年12月の開店以降、前年同期比20%を超える増収を確保し、休日は平日を3割上回る売り上げを記録している。来客数は、1日当たり最高2,000人以上に達した。
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