ニュース 電子 作成日:2019年9月2日_記事番号:T00085521
サムスン電子が今月中にも発表するとされるミドルエンドのスマートフォン新機種「ギャラクシーA90」シリーズは、第5世代移動通信(5G)に対応するとの見方が浮上する中、台湾の指紋認識IC設計、神盾(イージス・テクノロジー)が同機種向けにディスプレイ内蔵型の光学指紋認証チップを受注し、既に量産出荷を開始したとの観測が伝えられている。今後、年末にかけて受注量が増加すると見込まれる。2日付工商時報が報じた。
市場観測によると、「A90」は5Gと第4世代移動通信(4G)LTEの両方に対応する他、これまで旗艦製品の「Sシリーズ」と「ノートシリーズ」にのみ導入されていた45ワット(W)の急速充電に対応するとみられ、サムスンにとって下半期に最も売れ行きが良い製品となる可能性がある。
証券会社によると、イージスは8月よりA90向け光学指紋認証チップの量産出荷を開始した。今回供給するチップに搭載されるアルゴリズムはイージスが自社開発したとされ、同社は粗利益率上昇と増益が見込まれる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722