ニュース その他製造 作成日:2019年9月2日_記事番号:T00085531
台湾経済研究院(台経院、TIER)が30日発表した7月の製造業景気信号指数(速報値)は前月比0.31ポイント下落の9.39ポイントで、今年2番目に低かった。製造業景気信号は9カ月連続で「青(後退)」となった。31日付工商時報などが報じた。
台経院は、7月の工業生産指数はプラス成長となったが、世界市場の需要が低迷し、国際原料価格の下落などが販売価格に影響を及ぼしたことで、7月の製造業景気信号指数は下落、景気信号は「青」のままだったと説明した。
製造業景気信号指数を構成する5項目は▽需要、0.2ポイント上昇▽コスト、0.1ポイント上昇▽経営環境、0.04ポイント上昇──の3項目が上昇した。一方、原材料投入は0.12ポイント下落、販売価格は0.53ポイント下落となった。
台経院は、米中貿易戦争は終わりが見えないものの、▽電子部品業の需要期▽半導体大手企業による製造プロセスの微細化推進▽ハイテクメーカーの台湾投資▽台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資──などが下半期の台湾の景気を下支えし、製造業の景気改善に貢献すると指摘した。
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