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「愛情摩天輪」、20年4月にも業者選出へ


ニュース 建設 作成日:2019年9月2日_記事番号:T00085533

「愛情摩天輪」、20年4月にも業者選出へ

 韓国瑜高雄市長が公約として掲げる観覧車「愛情摩天輪」を核とする複合開発計画について、高雄市政府は30日、企業誘致説明会を開き、韓市長は来年4月にも最も適格な業者を選出すると表明した。31日付工商時報が伝えた。

/date/2019/09/02/10han_2.jpg開発候補地を視察した韓市長(左前)。選挙公約である同計画については、中央政府も具体案が固まれば協力したいとの姿勢だ(30日=中央社)

 愛情摩天輪は同市を流れる愛河沿いに建設が計画されているもので、構想にはランドマークとなる観覧車の他、高級ホテル、ショッピングモールなどの整備が含まれる。建設地は愛河沿いの4区画が候補になっている。韓市長は「順調に推進できれば、100億台湾元(約340億円)の資金が集まり、3,000件の雇用機会が創出される」と指摘した。

 説明会には、台湾内外のレジャー、不動産開発関連企業、百貨店、生命保険会社など31社が出席した。

 韓市長は「高雄は愛河という天に恵まれた優位性があり、(愛河の字にちなみ)『愛』という要素を十分に生かして観覧車を建設し、『愛情産業チェーン』を整備すべきだ。来年の業者選出後、愛をテーマにした商業空間や派生商品が生まれることになる」とあいさつした。