ニュース その他製造 作成日:2019年9月3日_記事番号:T00085559
中華経済研究院(中経院、CIER)が2日発表した8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.2で前月比0.2ポイント上昇したものの、4カ月連続で50を下回り、「景気後退局面」を示した。米中貿易戦争の影響により国際情勢が不透明で、企業が慎重な見方を強めた。3日付工商時報が報じた。
PMIを構成する主要5項目は、雇用は48.3で前月比1.8ポイント下落した。残り4項目の▽原材料在庫、46.1(0.3ポイント上昇)▽サプライヤー納期、46.1(0.3ポイント上昇)▽新規受注、48.9(0.7ポイント上昇)▽生産高、51.7(1.4ポイント上昇)──は上昇した。
六大産業は、▽電子・光学、53.1▽食品・紡織、53.1▽化学・バイオ医療、51.8──が50を上回った一方、▽交通設備、42.1▽電力・機械設備、41.9▽基礎原材料、38.7──は50を下回った。工作機械が中心の「電力・機械設備」が40に近づいた他、サプライチェーンの最も川上に位置する「基礎原材料」は40をも下回った。
8月の非製造業総合指数(NMI)は53.1で前月比1.8ポイント下落した。6カ月連続で50を上回る「景気拡大局面」となった。
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