鴻海科技集団（フォックスコン）傘下の産業用モノのインターネット（ＩＩｏＴ）事業子会社、富士康工業互聯網（フォックスコン・インダストリアル・インターネット、ＦＩＩ）は、中国の通信キャリア最大手、中国移動通信（チャイナ・モバイル）との提携による初の第５世代移動通信（５Ｇ）対応ノートパソコン用のＭ.２タイプ汎用（はんよう）モジュールをはじめ、５Ｇ製品を続々と出荷すると表明した。４日付経済日報が報じた。
李軍旗董事長は、▽５Ｇ▽クラウド▽インターネット──関連の研究開発（Ｒ＆Ｄ）に数千人が従事しており、下半期に５Ｇ製品が市場に出回ると話した。
上半期の研究開発費は37億8,300万人民元（約560億円）で前年同期比18.7％増、うち５Ｇなどネットワーク関連は50％増だった。
