ドラッグストアチェーン各社が販促キャンペーンを強化している。百貨店業界で周年慶（創業祭）セールが始まる前に美容・コスメ商品などの需要を取り込む狙いだ。４日付工商時報が報じた。
香港発の大手、屈臣氏（ワトソンズ）は700種類余りの商品について、１台湾元（約3.38円）で２個目を追加購入できるキャンペーンなどを実施している。
統一超商（プレジデント・チェーンストア）傘下の康是美（コスメッド）は台湾全土の400店で、台湾内外16ブランドのドクターズコスメ商品を対象に還元率最高33％のセールなどを実施している。20％の売上高成長を見込んでいる。
日本輸入商品を手掛ける最大手、日薬本舗は台湾全土の50店で、「買一送一（１個購入で２個目無料）」や２個目が半額になるキャンペーンなどを行っている。
日系のTomod’s（トモズ）は新学期シーズンの商機をにらみ、ドクターズコスメブランドのシートマスクの販売などを強化している。
