マンゴーかき氷の有名店「アイスモンスター」が15日に台北市大安区の忠孝旗艦店の営業を終了する。信義区のショッピングセンター（ＳＣ）、微風松高（ブリーズ松高）のテナント調整に伴い、アイスモンスターの微風松高店も一時閉鎖するため、台湾の店舗は大安区永康街の永康創始店のみとなる。７日付工商時報が報じた。
忠孝旗艦店は2012年のオープン当初は、単月売上高が900万台湾元（約3,100万円）に迫った。16年以降、東区商圏の人出が減り、17～18年の単月売上高は400万元前後に半減、今年２月の売上高は200万元まで落ち込んだ。
忠孝旗艦店の賃料は月50万元とみられている。東区商圏では、飲食店、ファッション、ドラッグストアなどの人気店の撤退が相次いでいる。空き店舗物件は230件と、２年前より70％増加した。
