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JAが直営販売店、日本直輸入品をアピール


ニュース 農林水産 作成日:2019年9月9日_記事番号:T00085672

JAが直営販売店、日本直輸入品をアピール

 JA全農インターナショナルの台湾現地法人、台湾全農国際(台湾全農インターナショナル)は6日、日本の農畜産品の直営販売店「じゃじゃ」を台北市中山区徳恵街の大同大学近くでオープンした。直輸入の日本産農畜産品などを取り扱い、比較的求めやすい価格で提供することで、台湾での認知度向上と消費拡大に努める。

/date/2019/09/09/11ja1_2.jpg店名「じゃじゃ」は、JAからヒントに得、中国語では「ここ、ここ」「これ、これ」を意味する(YSN)

 同店では20日まで、一部商品を除き特別価格で販売する。

 オープン当日は、北海道産米の「ななつぼし」や白桃を使用した同店限定のジェラート(1玉99台湾元=約340円)が売り切れた他、中秋節(旧暦8月15日、今年は9月13日)の贈答品用に限定30箱で予約販売した岡山県産白桃「恵白」(6~7玉、特価1,920元)が売り切れた。また、中秋節シーズンのバーベキューにも利用できるA5等級の和牛リブかぶりを約450元(250g)と安値で提供。山口県産白桃ジャムは249元。

 台湾全農国際の野末知裕董事長は、日本の産地に台湾での市場テストの場を提供したいと意欲を述べた。産地からの要望を基に、定期的に産地フェアを行う計画だ。今後、日本酒を取り扱うことも検討する。

/date/2019/09/09/11ja2_2.jpg野末董事長。商品の産地はローテーションで入れ替え、日本各地の特色をアピールしていくと語った(YSN)

 野末董事長はまた、大同大学そばにオープンしたことで、ジェラートが若者の人気を集め、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて日本産農畜産品の品質の良さが広まってほしいと期待を語った。