ニュース 政治 作成日:2019年9月9日_記事番号:T00085675
国民党の総統候補、韓国瑜高雄市長は8日、支持率低下に歯止めをかけようと、出身地の新北市で初の大型選挙集会を開き、主催者発表で35万人以上、専門家の推定で約10万人が集まった。9日付蘋果日報が伝えた。
気勢を上げる韓氏(中)。大勢の支持者が集まったことで、人気低下による交代説を一蹴したとの見方も出ている(8日=中央社)
韓氏は自身に対するネガティブキャンペーンやフェイクニュースに時折スラングも交えながら強い不満を表明し、「これだけ中傷されるのならば、来週にはドラッグ犯、殺人犯扱いされるのではないか」と皮肉った。支持者は国旗を振りながら、歓声で応えた。
会場には馬英九前総統、呉敦義・国民党主席、洪秀柱元主席、国民党選出の立法委員らが駆け付けたが、侯友宜新北市長、朱立倫前新北市長らの姿はなく、国民党内の分裂ぶりも印象付けた。
韓陣営は国民党予備選で敗れた郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長が中秋節(旧暦8月15日、今年は9月13日)後にも出馬表明を行うことに危機感を強めている。その郭氏はフェイスブック(FB)で反応。野球の18歳以下(U18)のワールドカップ(W杯)で台湾代表が優勝したことを引き合いに出し、「集会に集まるよりも世界一を目指した方がよい。色(支持政党)に関係なく、期待しているのは台湾が栄光を取り戻すことだ」などと韓氏を皮肉った。
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