パソコン大手、宏碁（エイサー）と華碩電脳（ＡＳＵＳ）が９日発表した８月売上高は、ＰＣ業界の需要期入りを受けて共に前月比２桁の増収となった。10日付経済日報などが報じた。
ＡＳＵＳのグループ全体の８月連結売上高は306億元（約1,050億円）で前月比20％増、前年同月比5.1％増だった。１～８月累計の連結売上高は2,162億1,000万元で、前年同期比4.8％減だった。
ＡＳＵＳブランド事業の８月売上高は281億元で、前月比22.7％増、前年同月比5.7％増だった。１～８月累計では1,928億1,700万元で前年比4.82％減。
ＡＳＵＳ共同執行長の許先越氏と胡書賓氏は先日、新製品の発売により、今年下半期の売上高は上半期を上回り、四半期ごとに成長すると表明していた。
エイサーの８月連結売上高は202億1,100万元で前月比10.3％増、前年同月比9.6％減。１～８月累計の連結売上高は1,483億5,900万元で前年同期比4.7％減となった。
