機械業界団体の台湾機械工業同業公会（ＴＡＭＩ）の統計によると、８月の機械設備輸出額は21億米ドルで、前年同月比9.2％減だった。台湾元換算では658億台湾元（約2,260億円）で7.3％減だった。柯抜希ＴＡＭＩ理事長は、「先行きが不透明で、厳しい試練に直面している」と語った。10日付経済日報が報じた。
１～８月の機械設備輸出額は170億5,000万米ドルで、前年同期比6.8％減だった。市場別では、▽中国、15％減▽香港、19％減▽韓国、28％減▽日本、４％減▽インド、６％減▽タイ、５％減▽ベトナム、２％減▽欧州、0.7％減──、▽米国、4.5％増▽ロシア、15％増▽シンガポール、11％増▽ブラジル、５％増──だった。台湾元換算の１～８月機械設備輸出額は5,292億元で３％減だった。
工作機械の１～８月輸出額は21億米ドルで前年同期比13.2％減少した。この他▽電子機械、26億2,000万米ドル（５％減）▽プラスチック・ゴム用機械、６億5,400万米ドル（16.8％減）▽紡織機械、５億7,800万米ドル（15％減）──だった。
