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総統選世論調査、郭台銘氏失速=蘋果日報【図】


ニュース 政治 作成日:2019年9月10日_記事番号:T00085701

総統選世論調査、郭台銘氏失速=蘋果日報【図】

 蘋果日報が毎週実施している総統選挙情勢の世論調査によると、郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長が柯文哲台北市長(台湾民衆党)と連携するかにかかわらず、民進党の蔡英文総統は前週に比べ支持率を伸ばし、首位を維持した。国民党の韓国瑜高雄市長の支持率も上昇した。10日付同紙が伝えた。

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 まず、郭氏が柯氏と組まずに単独で出馬するシナリオでは、蔡氏(34.7%)が首位で、前週より支持率が2ポイント上昇。韓氏(28.7%)も前週より4.2ポイント支持を伸ばした。一方、郭氏の支持率は前週を3.7ポイント下回る21.4%にとどまり、蔡氏に13.3ポイント、韓氏に7.3ポイントの大差を付けられた。

 また、郭氏が柯氏と組むシナリオでも蔡氏の支持率(33.7%)が首位で前週より3ポイント上昇。韓氏(28.9%)も4.8ポイント盛り返した。これに対し、郭柯ペアの支持率は25.6%で、前週を2.5ポイント下回り、勢いを失速させた。

 郭柯ペアの支持率は2週間で9.4ポイント低下した。同紙は「ブームはひとまず去り、第三極が集結して出馬することに対する有権者の期待感が急速に消え去っている。無所属で出馬表明を控えた郭氏には極めて不利な状況だ」と分析した。

 今回の調査は20歳以上の市民を対象に、7日から8日にかけ固定電話を対象に実施され、1,081人から有効回答を得た。