ノートパソコン受託生産大手、広達電脳（クアンタ・コンピューター）が10日発表した８月連結売上高は前月比10.7％増、前年同月比7.5％減の918億6,900万台湾元（約3,170億円）で、今年最高を記録した。ノートＰＣ出荷台数は300万台で、前月比20万台増加した。11日付経済日報が報じた。
緯創資通（ウィストロン）の８月連結売上高は700億6,600万元で前月比5.2％増、前年同月比５％減だった。ノートＰＣ出荷台数は140万台で10万台増加した。デスクトップＰＣ出荷台数は110万台で横ばい、テレビやモニターも75万台で横ばい、サーバーは17万台で１万台減少した。同社は、米国が12月に対中制裁関税を拡大するため、来年１月分も早めに出荷することになるため、第４四半期の業績は悪くないものになると予想した。
和碩聯合科技（ペガトロン）の８月連結売上高は984億700万元で前月比0.44％減、前年同月比0.2％増だった。ノートＰＣ出荷台数は90万～95万台、デスクトップＰＣとマザーボードの出荷台数は75万～80万台だった。
