財政部の統計によると、2018年の台湾ペット産業の企業数は6,486社と、08年の3,734社から73.7％増加、売上高は265億8,000万台湾元（約924億円）と、08年の154億5,000万元から72％増加した。21日付工商時報が報じた。
ペット産業のうち、ペット用品業界の18年企業数は3,618社と08年比47.4％増加したが、全体に占める割合は55.8％と9.9ポイント低下した。売上高は216億7,000万元と62.7％増加した。ペット販売業界の18年企業数も1,352社と33.7％増加したが、全体に占める割合は20.8％と6.3ポイント低下した。売上高は31億元で69.6％増加した。一方、獣医師サービスやトリミングなどのペットサービス業界の18年企業数は1,516社と08年の5.6倍に増加、全体に占める割合も23.4％と16.2ポイント上昇した。売上高は18億1,000万元で08年の5.9倍に増加した。
行政院農業委員会（農委会）の統計によると、17年末の犬の飼育数は178万匹と13年末比で２％増にとどまったが、猫の飼育数は73万匹と27％増加した。
労働部の統計によると、18年のペット美容師・ペットケアスタッフの被雇用者は1,166人と13年の2.35倍に増加したが、平均月給は２万8,083元と３％上昇にとどまった。
