ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は、同社が７ナノメートル製造プロセスで受託生産する、米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（ＡＭＤ）のサーバー向けプロセッサー「ＥＰＹＣ」第２世代モデルを、自社の研究開発（Ｒ＆Ｄ）向けに採用することを決めた。次世代の先進製造プロセスの開発に投入する。26日付工商時報が報じた。
ＥＰＹＣ第２世代モデルは、クラウドや高性能計算（ハイパフォーマンスコンピューティング、ＨＰＣ）など向けで、▽デル・テクノロジーズ▽ノキア▽ＩＢＭクラウド▽スーパーマイクロ──などが採用を拡大している。ＴＳＭＣは受注増が見込めそうだ。
