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作成日：2008年7月4日_記事番号：T00008603
愛比科技が増資、日本・中国への進出を計画
ポータルサイト大手の網路家庭国際資訊（ＰＣホームオンライン）から昨年独立したハードウェアメーカー、愛比科技（IPEVO）がこのほど、２度目の増資を実施した。資本金額は従来の２億7,550万台湾元（約９億6,650万円）から、４億3,600万元となった。洪裕鈞同社総経理は、増資後、販路を現在の北米や台湾、香港、韓国に加え、年内に日本、中国へと拡大する計画で、日本の代理店とは既に商談が成立しているという。４日付工商時報が伝えた。
また、これまで展開してきたスカイプなどインターネット電話関連製品以外にも、メールやデータ通信などの非音声サービス向けハードウエアなど新たな製品の研究開発（Ｒ＆Ｄ）に取り組む方針だ。
今回の増資で、網路家庭が出資する建弘国際と国際電化が新たに株主に加わり、洪裕鈞総経理自らが経営する隆均投資も出資額を追加した。網路家庭の出資比率は現在の30％から19％に減少した。
