ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年10月2日_記事番号:T00086103
9月の自動車新車登録台数は3万2,854台で、前月比37.1%増、前年同月比6.7%増だった。昨年は9月9日まで大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月の「鬼月」が続いたことから前年同月比で増加したが、トヨタ自動車台湾総代理店の和泰汽車が予測した3万4,000台を下回った。9月30日に最大市場である北部が台風休暇となり、2,000台以上の新車登録が遅れたためだ。2日付経済日報などが報じた。
首位の和泰汽車は1万66台、前年同月比39.8%増の大幅増だった。人気車種の台湾生産セダン「カローラ・アルティス」(2,564台)、スポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」(2,028台)がけん引した。レクサスのクロスオーバーSUV「UX」と「NX」もよく売れた。
2位の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は3,793台で4.1%増、3位の裕隆日産汽車は2,978台で15.6%増と、上位3社は軒並みプラス成長だった。裕隆日産は台湾生産SUV「キックス」が依然人気だった。
一方、4位の台湾本田(ホンダ台湾)は2,096台で25.5%減、5位の台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)は2,040台で10.8%減だった。
また、米電気自動車(EV)大手、テスラは492台と、前年同月の8.3倍に増え、高級輸入車市場で5位だった。9月に初回納車が行われた新型EVセダン「モデル3」が331台と貢献した。
10月の新車登録台数について和泰汽車は、3万7,000台へと前年同月比2,000台増加すると予測した。
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