米マイクロソフト（ＭＳ）は２日、ニューヨークで新製品の発表会を開催し、約３年ぶりのスマートフォン新製品「Surface Duo（サーフェス・デュオ）」を発表した。基本ソフト（ＯＳ）はグーグルの「アンドロイド」を採用。2020年のクリスマスシーズン前に発売する予定で、組み立ては和碩聯合科技（ペガトロン）が受託すると観測されている。４日付工商時報が報じた。
サーフェス・デュオ。スタイラスペンにも対応する（同社ユーチューブより）
サーフェス・デュオは、360度回転可能な5.6インチのディスプレイを２枚組み合わせた構成で、広げると8.3インチとなる。
ＭＳはこの日、９インチのタブレット端末を２枚組み合わせたような構成の新製品「Surface Neo（サーフェス・ネオ）」も発表した。360度回転可能で、広げたサイズは13インチ。ノートＰＣとして使用することもできる。ＯＳはデュアルディスプレイ向けの「Windows 10X」を採用。デュオと同時期に発売予定で、こちらもペガトロンが組み立てを手掛けると予想されている。
