和泰汽車グループは今月、傘下のレンタカーサービス「iRent」で、電動バイクの乗り捨て型レンタルサービスを台南市で開始した。従来は台北市と新北市で展開していた。同業の威摩科技（WeMo Scooter）も高雄市進出を発表しており、同サービスが南部へと拡大しつつある。８日付工商時報が報じた。
iRentは台南市民の他、旅行客の需要取り込みも狙う（和泰汽車リリースより）
iRentは同サービスで光陽工業（KYMCO、キムコ）の「Many110 EV」を採用しており、台南市でのサービス開始に当たり500台を投入した。年内に６直轄市全てでのサービス提供を目指す。
ＷｅＭｏは21日から高雄市でのサービスを開始する。レンタル車両にKYMCOの「Candy 3.0」を採用しており、当初は左営区、楠梓区、前鎮区など人口密集地に計300台を投入する。
