自転車製造世界最大手の巨大機械工業（ジャイアント・マニュファクチャリング）の９月連結売上高は前月比5.5％増、前年同月比4.9％増の60億1,100万台湾元（約213億円）で、過去最高となった。１～９月連結売上高は476億5,700万元で前年同期比5.13％減だった。15日付経済日報が報じた。
増収は、一般自転車と電動アシスト自転車の新車発売と、欧州、中国、その他のアジア市場での販売好調が要因だ。
同社は欧州の電動アシスト自転車の需要に対応するため、ハンガリーに新工場を建設中だ。来年の稼働後は、欧州の工場から直接サプライヤーへの供給が可能になる。
一方、同業大手、美利達工業（メリダ・インダストリー）の９月連結売上高は23億6,200万元で、前年同月比23.2％増加した。１～９月連結売上高は209億500万元で、前年同期比4.8％増だった。
