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作成日：2008年7月7日_記事番号：T00008650
原相のＰＣカメラチップ、華碩に供給か
聯華電子集団傘下のＩＣ設計メーカー、原相科技（ピクスアート・イメージング）が、華碩電脳（ＡＳＵＳ）の低価格ノート型パソコン（ノートＰＣ）、Eee PC向けにＰＣカメラ用コントロールチップを来月大量に供給するという観測が出ている。５日付経済日報が報じた。
この情報について同社は「顧客についてコメントはしない」としつつ、「ＰＣカメラ用コントロールチップは今月、ノートＰＣの顧客メーカーとデザインインを行い、来月に供給量を拡大する。第３四半期の売上成長の主要な動力となる」と指摘した。
原相は、シグナルプロセッサとイメージセンサチップでの強味を武器に、第２四半期に正式にＰＣカメラ用コントロールチップ市場に正式に進出。ノートＰＣ内蔵向けに少量での提供を始めていた。
ＰＣカメラ用コントロールチップ市場は、松翰科技（ソニックス・テクノロジー）が５割以上のシェアを占めており、このほか、中国の中星微電子や豪威科技、米マイクロン・テクノロジーが主要供給メーカーとなっている。
